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アウトライヤー創出するには:BCGによる製薬企業生産性解析

Frye S, Crosby M, Edwards T, Juliano R. US academic drug discovery. Nature reviews. Drug discovery. 2011;10(6):409-10.
Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21629285


 研究開発効率改善しうるアウトライヤーが何なのかを探る為、研究開発生産性を製薬各社で解析した。ここでは「成功」を過去4年で輩出したNMEの個数と定義し、投資した研究開発費で比較した(Fig. 1)。最も生産性の高い企業はジェネンテックで40億ドルで4つの新薬を出している。ジェネンテックと同じ個数の新薬を出しているリリーやメルク、ノバルティス、ファイザーも、ジェネンテックの何倍もの研究開発費を投資している。臨床初期、後期に存在するパイプラインから換算した企業価値で将来の研究開発の価値を見ると、アムジェン、BMS、セルジーンといった企業がポジティブで、GSKやリリーはネガティブである。 

アウトライヤーとなる企業は、
1)効果的なリーダーシップ、然るべき意思決定を行い、大企業を悩ませる組織の惰性を打ち消す手法を持っている。
2)協力する事は専門性と同等に高い評価を受ける。研究開発の価値の連鎖に沿った果たすべき説明責任を共有している。それによって、研究開発のプロセスで種々のグループと機能の不可避なトレード・オフを運営する。
3)従業員との契約は、研究者が単純に与えられた事だけやっていれば良い、という事を意味しない。アクティブで前向きなリーダーシップと協力な連携によって見出された製品は、企業のミッションを共有し、契約上求められる仕事の内容を超えて行われている従業員によって達成されていた。

これら3つの要素はシンプルなものであるが、この着実な遂行が規格外の成果を生み出すのかもしれない。
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テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

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