スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドライパウダー吸引剤:A2A作動薬

Mantell SJ, Stephenson PT, Monaghan SM, et al. SAR of a series of inhaled A(2A) agonists and comparison of inhaled pharmacokinetics in a preclinical model with clinical pharmacokinetic data. Bioorganic & medicinal chemistry letters. 2009;19(15):4471-5. Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1950151



COPDを標的疾患にしたA2A作動薬。吸引剤を指向しており、既存薬との差別化ポイントは循環器系副作用との乖離のある肺組織濃度の高い化合物である。この報告でおもしろいのは最初のヒット化合物1は強力なインビトロ活性を有するが、重層で処理すると炭酸塩を形成する事である。この炭酸塩では活性が低くなってしまう。標的臓器は肺であり、二酸化炭素との錯体を形成すると薬効が弱くなり、その効果も予測が困難なので、このようなリスクを回避する事を指向して研究を進めている。研究方針はウレア側鎖を最適化する際に塩基性を考慮して、炭酸塩を形成しない十分な塩基性のあるアミノピリジンまで見出している。プレクリニカルとヒトでの薬物動態を比較して、高い安全性を有しているであろう事を示唆している。
スポンサーサイト

テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

Secret

プロフィール

Janus

Author:Janus
趣味で読んだ創薬化学論文を綴った日記。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。