スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

H3拮抗薬:hERG阻害回避に再帰分割ツリー法が有効

Levoin N, Labeeuw O, Calmels T, et al. Novel and highly potent histamine H3 receptor ligands. Part 1: withdrawing of hERG activity. Bioorganic & medicinal chemistry letters. 2011;21(18):5378-83.
Available at: http://dx.doi.org/10.1016/j.bmcl.2011.07.006


 バイオプロジェット者はH3拮抗薬としてBF2.649を世界に先駆けてフェーズ3開発中であり、ここではバックアップ化合物の報告として、HhERG阻害回避を主目的にしている。その回避手法の特徴は、分子モデルを使わずに、再帰分割ツリーを利用している点であり、80-85%の精度を持つ。創薬化学の理想像は、正確かつ解釈が容易でシンプルであるべきであるので、バイオプロジェットの研究者はリガンド・ベースのアプローチをとる事にした。多くのhERGモデルが提案されているが、H3リガンドに適用された事例は知られていない。この事はファーマコフォアモデルや定量的構造活性相関(QSAR)は疑わしく思わせる。確かに、こういった手法は、化合物の多様性が高い場合、活性があっさり消失してしまって使い物にならない事が多い。ここでは、H3のリガンドに限定する事によって、hERGのQSARを構築し、課題解決を検討する事とした。コンフォメーションを考慮しないように2D記述子を利用し、直感的理解のしやすさから、再帰分割法を選択。実際のところ、複雑な式や数式モデルよりも、再帰分割法は、視覚的にもロジカルにも認識するのに適している。hERG阻害7μMを閾値に、112個のアクティブ化合物と105個のイナクティブ化合物から、二つのモデルを示した(Fig. 1)。ここで提案した手法を最適化で検証(Table 3)、その有効性を示した。
スポンサーサイト

テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

Secret

プロフィール

Janus

Author:Janus
趣味で読んだ創薬化学論文を綴った日記。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。