スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グレリン作動薬:GSKは機能性ディスペディア治療薬で展開

Heightman TD, Scott JS, Longley M, et al. Potent achiral agonists of the ghrelin (growth hormone secretagogue) receptor. Part I: Lead identification. Bioorganic & medicinal chemistry letters. 2007;17(23):6584-7.
Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17942309

Witherington J, Abberley L, Briggs MA, et al. Potent achiral agonists of the growth hormone secretagogue (ghrelin) receptor. Part 2: Lead optimisation. Bioorganic & medicinal chemistry letters. 2008;18(6):2203-5.
Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18316188

グレリンは1998年にMerckから作動薬MK-0677が報告されてから10年以上経ってもなお、その多様な薬理作用から研究が続けられている。

http://medicinalchemistry.blog120.fc2.com/blog-entry-169.html

 グレリンの薬理作用の一つとして、胃内容排出を強力に促進する事から、作動薬が機能性ディスペディア治療薬として期待されている。GSK社はHTSからアリールピペラジン誘導体を見いだした。第1報で報告されたこの化合物は、元々セロトニン1B拮抗薬で検討していた化合物であるが、アミド部分をスルホンアミドに変換する事で、グレリン活性を維持したままセロトニン作用を減弱する事に成功している。フェニルスルホンアミドはナフタレンスルホンアミドにする事で活性は増強し、さらにビフェニルへと変換して活性が向上している。モチリン受容体などに対する選択性も1000倍以上。溶解度は168μg / mLと良好であるが、代謝安定性に問題があり、BAは低いとしている。活性はラットで0.1 mg / kgから胃内容排出の促進を確認している。第2報ではグレリン作動薬SB-791016が9乗オーダーのin vitro活性を有するものの、物性面、動態面での問題解決する為、インドリンを開環した。活性は減弱するもののある程度残る事の確認されるタイプで、さらにスルホンアミド部分を最適化して、9乗の活性を示すGSK894490Aを見いだした。ラットBAは75%と動態面は良好で、摂食促進作用も確認されている。
スポンサーサイト

テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

Secret

プロフィール

Janus

Author:Janus
趣味で読んだ創薬化学論文を綴った日記。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。