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改良Burgess試薬

Metcalf TA, Simionescu R, Hudlicky T. Design of Thermally Stable Versions of the Burgess Reagent: Stability and Reactivity Study (1). The Journal of organic chemistry. 2010.
Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20397656.

Burgess試薬は不安定なので購入後も直ぐに使わないと少しずつ潰れていくし、その事もあって反応時には過剰に加えないと反応完結しない事もあるが、こちらは熱的にも安定なので使い勝手が良いかもしれない。

テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

改良フッ素化試薬

L'heureux A, Beaulieu F, Bennett C, et al. Aminodifluorosulfinium Salts: Selective Fluorination Reagents with Enhanced Thermal Stability and Ease of Handling (dagger) (,) (double dagger). The Journal of organic chemistry. 2010. Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20405933.

改良フッ素化試薬としてXtalFluor-E, XtalFluor=Mを提案。結晶という事もあり、Deoxo-FluorやDASTに比べて非常に扱いやすく安定である。さらに反応中にHFを生成しない事もメリットであり、反応容器を選ばないのも魅力。Et3N3HF、もしくはEt3N2HF、またはDBUで反応は加速する。一般にDeoxo-FluorやDASTに比べて反応選択性に優れ、副反応の脱離を抑制できるのも大きなポイントである。

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アイソスター、オキセタン合成

1. Hamzik PJ, Brubaker JD. Reactions of Oxetan-3-tert-butylsulfinimine for the Preparation of Substituted 3-Aminooxetanes. Organic letters. 2010.
Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20141162.

オキセタンはジメチル基と同等のファンデルワールス体積を有しながら、脂溶性は低下し、酸化的代謝に対して安定になる為にPKプロファイルは改善する。また、脂溶性の低下はhERGやPXRといったオフターゲットに対する活性を低下させうる。よってジメチル基のアイソスターとして利用できる。また、オキセタンとカルボニルは同等の水素結合能を有すので、カルボニルのアイソスターとしても機能しうる。一方で、オキセタンはカルボニルのような反応性やαエピメリ化を起こさない点でアドバンテージがある。メディシナルの研究過程でアリールアミノオキセタンに興味を持ったが、驚くべき事にこのシンプルな構造でも新規性は非常に高い。メルクはこの基本構造アミノオキセタンを、1)エルマンのスルフィナミン1に有機リチウム試薬を作用させる方法と、2)スルフィナミン1をコーリー・チャイコフスキー試薬でスピロアゼチジン6とした後に求核付加して開環する方法論を示した。

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Author:Janus
趣味で読んだ創薬化学論文を綴った日記。

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